高木 友之進
たかぎ・とものしん
(1841〜1868) |
会津藩士。 容姿は優しいが心胆は熱血の人で、藩校日新館で武技の研鑽に励んでいたが、鳥羽・伏見の敗報を聞いて江戸へ出て国事に奔走、特に5月頃榎本武揚の軍艦数隻を味方につけようとしたが、榎本が腰を上げないので射殺しようとして失敗した。同僚の浮洲七郎は榎本がこれにより会津藩に敵対するのを恐れ、涙をのんで友之進を毒殺したという。 参考 『幕末維新人名事典』新人物往来社 |
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