斉藤 阜雄
さいとう・ふゆう
(1779〜1864) |
会津の俳人。 幼名浜吉、通称は楢右衛門。物見居・除風庵と号した。 13歳で句を学び、長じては根本精器らと並び称され、会津の俳聖と呼ばれた。絵画・書にも優れた作品を残す。家業は太物呉服商であったが、昼間は決して俳諧を語らず、商売に専念したという。 川港塩川を詠んだ「初空や舟にけむりのほっと立つ」の碑がある。 墓は福島県耶麻郡塩川町斉等家墓所。 参考 『幕末維新人名事典』新人物往来社 |
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