雑賀 重村
さいが・しげむら



（１８３６〜１８８０）

会津藩士。
一ノ瀬郷助の三男、名は帰一。
１８５４年（安政元年）蝦夷北島巡視、１８５９年（安政６年）斜里に在勤、幕府海軍に入り開陽丸に乗る。
戊辰戦争では新潟港へ行き、榎本武揚へ援軍依頼の使者となり、そのまま榎本軍に入隊、雑賀孫六郎と改名、室蘭開拓を企画、函館開城後、重村と名乗り、斗南を経て北海道開拓使に出仕、室蘭港の築港に尽力、茅部、山越初代郡長中病死。
墓は函館市住吉町墓地。

参考
『幕末維新人名事典』新人物往来社



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