 （１８３７〜１９０３） |
会津の刀匠。 １１代兼定。本名を古川兼定。１０代近江兼定の嫡男。若松城下に生まれる。友弥。のちに清右衛門。初銘は兼元。 １８６４年１月１２日（文久３年１２月４日）和泉守に任じられ兼定と改銘。６６年（慶応２年）家督を相続し近習三ノ寄合。 会津戦争では籠城し弾丸製造や進撃に加わる。 ６９年（明治２年）より若松の旧宅で鍛刀。１８７０年（明治３年）越後加茂町に移住。７４年（明治７年）７月帰郷。 １９０３年（明治３６年）１月１５日陸軍砲兵工廠に出仕したが、間もなく急死。 墓は会津若松市馬場本町の実相寺。 参考 『幕末維新人名事典』新人物往来社 |
