日向 ユキ
ひなた・ゆき



(1851〜1944)


会津藩士・日向左衛門の娘、米代三ノ丁の上級藩士邸で育った幼き日から戊辰戦争で面川へ避難し、父兄が戦死、斗南藩へ行っては懸命に働き、のちには函館から札幌へ嫁するという数奇な体験を驚くべき記憶力で書いた『萬年青(おもと)』の著者。柴五郎や飯沼貞吉を従弟に持つという記録の登場人物もいい。「明治女人の記録」と称され、多くの作家の資料となった。
墓は札幌市里塚墓地。

参考
『幕末維新人名事典』新人物往来社



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