安孫子 倫彦
あびこ・ともひこ



（１８５７〜１９４２）

会津藩士。
岡本丈助の子として若松城下鳥居町で生誕、１８６７年に我孫子家を継ぐ。
戊辰戦争で実父・丈助は自刃、兄・岡本芳彦は白河で戦死。
戦後斗南藩に行き、１８７５年北海道屯田兵に応募、５月叔父岩崎貞五郎らと琴似（札幌）に到着。開墾に精を出す。
１８７７年西南戦争に出征、人吉付近の激戦で負傷し琴似に帰還、日清・日露戦に応召、陸軍中尉、後は琴似地区の発展に尽くした。
墓は札幌市平和霊園にある。

参考
『幕末維新人名事典』新人物往来社



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