安部井 浩
あべい・ひろし
(1836〜1859) |
会津藩士。 通称茂松、会津藩儒学者安部井帽山の実子。 藩校日新館官舎で生まれた。父の儒学を継承することを自任し、若くして日新館大学生を終えた秀才。 1855年安政大地震直前に水戸を訪ね、地震で事故死する藤田東湖に会って詩文を贈った。その詩文は当時の評判となり、よく読まれた。 1858年藩命で江戸の昌平黌に入って林門だったが、翌年、不幸にも早世し、藩中から惜しまれた。 墓は大窪山。 参考 『幕末維新人名事典』新人物往来社 |
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